出産後の育児、カラダにおよぼす負担はかなりのものがあります

寝ている赤ちゃんのオムツを交換したり抱きあげたりお風呂に入れたりと、育児をされている方の首・背中・腰はかなりガンバってます

赤ちゃんの体重もユックリと増えてきますので、抱き上げるときなど力任せにやろうとするとギックリ腰になってしまう方もいらっしゃいます(これは男性に多いデス!!)

先日、生後6ヶ月の赤ちゃんを育児中のママさんが来院されました

お子さんと一緒でしたのでキッズスペース用のクッションマットにタオルを敷き、赤ちゃんはそこでヨコになってもらいました

 

【 背中がスゴく痛い 】

子どもを抱き上げるとき、バンザイのような動作をするとき、落ちたものを拾うときなど、背中に激痛が走るとのこと

また息を深く吸い込もうとすると、わき腹も痛いということでした

立ったときの姿勢は、背中をかばっているためやや前かがみ

背骨の関節は背中から腰にかけて非常に固くなっていました
(特に背中や腰を後ろに反らす動きが固い)

 

【 整体と鍼 】

■固い背骨をゆるめる

背骨の関節には神経の出口が左右にあります

この神経は自律神経といって心臓や肺や腸などをはじめ、カラダの働きを調節するうえでとても重要な神経です

そしてこの神経の出口である背骨の関節が歪んでいたり固くなってくると神経の伝達に悪影響をおよぼし、結果としてカラダの不調の原因となってきます

このようなカラダの不調原因をとりのぞくために、当院では関節の調整を必ずおこなっています

こちらの方の場合、固くなった背中と腰の関節それに加え足首の関節を調整しました

 

■筋肉をゆるめる

首・肩・背中・腰など、筋肉が固くなったままでいるといろいろな動作に無理がでて、痛みだけではなくケガにもつながります

カラダのバランスが整うよう、鍼やマッサージで筋肉をゆるめていきます

腰や背中がつらくて前かがみになっている方は、お腹の筋肉も固くなっている場合が多いです

 

■鍼でストレッチ

カラダを曲げたり腕を伸ばしたりなど、さまざまな動作にともなう痛みが消失すれば快適な日常生活にもどれます

このような痛みの消失を目的に、鍼とストレッチを組み合わせた施術をおこないます

非常に効果的な施術です

 

■自覚症状は氷山の一角

今回来院された方は

●子どもを抱き上げるとき
●バンザイのような動作をするとき
●落ちたものを拾うとき
●息を深く吸い込むとき

このような動作をおこなうときに「背中・わき腹に痛みが走る」という状況でした

そして上記の施術をおこなったことで、下記に示す動作をほぼ痛みを感じることなく出来るようになりました

●バンザイしてカラダを左右にまわす、左右に倒す
●落ちたものを拾う
●息を深く吸い込む

まずは育児をはじめとする日常生活への不安は減ったようでした

ここで「自覚症状」とは例えるならば、海面からわずかに顔を出している『氷山の一角』のようなものだと表現できます

その一方で自覚症状の「原因」は、『海面の下にある大きな氷山』です

長年にわたる生活習慣の蓄積が原因なので、その部分をケアしていくことが再び同じことを繰り返さないためには必要となります

 

■自覚症状の『原因』をケア

1回の施術で自覚症状がラクになったとしても、カラダは(脳は)スグに施術をする前の良くない状態に戻ろうとします

『施術のあと二日ほどは良かったのに、その後また痛みがでてきた』このようなことを経験された方は意外と多いのではないでしょうか

1回の施術で自覚症状がラクになっても、その原因が深い場合は少なくとも数回はその原因をケアすることが重要です

こうすることでそれまでよりも数段快適な日常生活をおくれるようになります

また自覚症状が少ない状態であるほど、一般には少ない施術回数でラクになります

そろそろ暑い夏がやってきます

快適な日常生活のために、カラダのケアをご留意くださいね!

今回の症例に近い施術例について、以下をご覧ください

●産前産後の不調
https://www.yuwa-seitai89.jp/category1/syoujou11

●背中の痛み
https://www.yuwa-seitai89.jp/category1/syoujou12

優和治療院 院長 鈴木良幸